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教習項目6【人間の能力と運転】

第2段階

1 認知・判断・操作

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1 認知・判断・操作

 運転は、認知(見る・聞く)⇒判断(決める)⇒操作(行動する)の繰り返しといわれるが、短時間のうちにすべての情報(障害物など)をとるのは難しく、人間の能力には限界があることをよく知ったうえで運転することが大切。

2 反応時間

 運転者が危険な状態を認めてから、ブレーキをかけ、ブレーキがききはじめるまでには、1秒くらいかかる。これを反応時間という。1秒間に走る距離は、速度が速ければ速いほど長くなるので、速度は控えめにブレーキは常に早めにかけるようにする。

「反応時間」=「反射時間」+「踏み替え時間」+「踏み込み時間」

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3 視覚の働き

 車を運転するときは、目から入ってくる情報に頼る割合が高く、視覚の働きは最も大切。

[1]視力

 (1)視力

  運転中は一点だけを注視しないで必要に応じてたえず目を動かしまんべんなく注意を払わなければならない。速度が速くなるにつれ常に情報を先取りすることに心がける。

 (2)動体視力

  動体視力は、静止したまま静止した物を見るときの視力(静止視力)に比べて低くなる。したがって、速度が速くなると視力が低下し、それだけ危険な状況の発見が遅れることになる。

[2]視野

 (2)視野と速度の関係

  車の速度が速くなるほど、運転者の視野は狭くなり遠くを注視するようになるために、近くは見えにくくなる。

[3]順応

 明順応・・・暗いところから急に明るいところへ出ると、最初はまぶしくてよく見えないないが、しばらくすると目が慣れて通常どおりに見えるようになること。

 暗順応・・・明順応と反対に、明るいところから急に暗いところへ入ったとき、最初は何も見えないが、やがて少しずつ見えるようになること。

 暗順応の方が明順応よりも時間がかかる。

 トンネルの出入口付近を走行するときなどは、速度を落として、慎重に運転しなければならない。

2 認知・判断・操作に影響をおよぼす要因

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1 飲酒

[1]飲酒がおよぼす影響

 お酒を飲むと一時的に緊張が解けて気分が高揚するので頭がさえたように錯覚するが、実際にはアルコールは確実に脳の働きを鈍らせ、物事を冷静に判断したり、理論的に考えることができなくなる。

 

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2 疲労

[3]過労運転を避ける方法

 ① 体調が悪いときや精神状態が不安定なときは運転をしない

 ② 前もってゆとりのある運転計画をたて、長時間続けて運転しないようにし、少なくとも2時間に1回は休息をとる。

 ③ 疲れを感じた場合は無理をせず早めに安全な場所に駐車し、仮眠をとったり軽い運動をする。